FLiNTのparticles
- 2008 年 4月 1 日
FLiNTのparticlesパッケージを確認します。
particlesパッケージはパーティクルを定義するクラスですが、通常Emitterから定義しますので通常このパッケージを使ってパーティクルを定義することは無いと思います。
ParticleCreator
ParticleCreatorクラスはEmitterから利用されEmitterのparticlesの各設定を行うようです。
各メソッドを簡単に説明。
■clearAllParticles():void
パーティクルの配列を新しい配列に作り直す。Emitter.particlesになる。
■createParticle():Particle
パーティクルを作り、パーティクルの配列に追加。
■disposeParticle(particle:Particle):void
パーティクルを初期化して再利用。
Particle
particleはEmitterから設定するので、通常Particleクラスから直接particleのインスタンスを作ることは無いと思います。ここではParticleのプロパティを確認する為、明示的にインスタンスを作ります。
var particle : Particle = new Particle(); particle.initialize(); |
以下がParticleの初期値のよう。
age : 0
angVelocity : 0
color : 4294967295
colorTransform : (redMultiplier=1, greenMultiplier=1, blueMultiplier=1, alphaMultiplier=1, redOffset=0, greenOffset=0, blueOffset=0, alphaOffset=0)
dictionary : [object Dictionary]
energy : 1
image : null
isDead : false
lifetime : 0
matrixTransform : (a=1, b=0, c=0, d=1, tx=0, ty=0)
rotation : 0
scale : 1
spaceSortX : 0
velX : 0
velY : 0
x : 0
y : 0
予想もつくかと思いますので、以下に各プロパティをざっと確認してみました。
■age : Number = 0
パーティクルが表示されてからの経過時間。LifetimeとAgeを設定するとカウントされる。
■angVelocity : Number = 0
1秒間に回転する角度(ラジアン)。RotateVelocity等を設定するとこの値が変わります。
■color : uint = 0xFFFFFFFF
現在のカラー値(0xAARRGGBB)。ColorInit等を設定するとこの値が分かります。
■colorTransform : ColorTransform
現在のColorTransform。ColorInit等を設定するとこの値が分かります。
■dictionary : Dictionary
Action、Activityの各値設定に利用。
■energy : Number = 1
Ageで設定したイージングの係数。
■image : DisplayObject = null
パーティクルに使っているイメージ。imageClass等で設定したもの。
■isDead : Boolean = false
パーティクルを消す際、trueに。
■lifetime : Number = 0
Lifetimeで設定する時間。
■matrixTransform : Matrix
パーティクルの位置、拡大、回転等を設定するmatrix。
■rotation : Number = 0
パーティクルの回転角度(ラジアン)。
Rotation等を設定するとこの値が変わります。
■scale : Number = 1
パーティクルのスケール。
ScaleInit等を設定するとこの値が変わります。
■spaceSortX : uint
パーティクルのspaceSortX用の番号。
■velX : Number = 0
パーティクルの1秒あたりのx方向移動量。
■velY : Number = 0
パーティクルの1秒あたりのy方向移動量。
■x : Number = 0
パーティクルのx座標。
■y : Number = 0
パーティクルのy座標