FLiNTのinitializers

  • 2008 年 3月 28 日
  • kosuke

FLiNTのinitializersパッケージを確認します。


■AlphaInit(minAlpha:Number, maxAlpha:Number)
パーティクルにアルファを設定します。
minAlphaとmaxAlphaの間で設定されます。
minAlpha = アルファの最小値。
maxAlpha = アルファの最大値。

AlphaInit

 

■ApplyFilter(filter:BitmapFilter)
パーティクルにフィルタを設定します。
filter = 設定するフィルタ。
以下ではBlurフィルタを適用しています。

ApplyFilter

 

■ColorInit(color1:uint, color2:uint)
パーティクルにカラーを設定します。

color1とcolor2の間で設定されます。
color1 = 一つ目のカラー
color1 = 二つ目のカラー

カラー値は、0xAARRGGBBで指定します。
※0xFFFF0000

ColorInit

 

■ImageClass(imageClass:Class, … parameters)
パーティクルのオブジェクトを設定します。
FLiNTのDisplayObjects
を参照。

 

■ImageClasses(images:Array, parameters:Array = null, ratios:Array = null)
パーティクルのオブジェクトを複数設定します。詳しくは、

FLiNTのDisplayObjects
を参照。
ImageClassesの引数は各値配列で設定します。
parametersでDisplayObjectsに渡す引数も配列にする。
ratios = パーティクルの比率。

ImageClasses

 

■Lifetime(minLifetime:Number, maxLifetime:Number)
パーティクルが活動する時間を設定します。
活動時間を過ぎるとそのパーティクルは消えます。
actionsパッケージのAgeと併せて設定します。
活動する時間はminLifetimeとmaxLifetimeの間で設定されます。
minLifetime = 最小の時間。
maxLifetime = 最大の時間。

Lifetime

 

■Position(zone:Zone)
パーティクルの初期位置を設定します。詳しくは、
FLiNTのZones
を参照。
zone = 設定するゾーン。

■RotateVelocity(minAngVelocity:Number, maxAngVelocity:Number)
パーティクルを回転させる際の角度を設定します。
速度はminAngVelocityとmaxAngVelocityの間で設定されます。
minAngVelocity = 最小の角度(ラジアンで設定)。
maxAngVelocity = 最大の角度(ラジアンで設定)。

RotateVelocity

 

■Rotation(minAngle:Number, maxAngle:Number)
パーティクルの回転角度を設定します。
回転角度はminAngleとmaxAngleの間で設定されます。
minAngle = 最小の回転角度(ラジアンで設定)。
maxAngle = 最大の回転角度(ラジアンで設定)。

Rotation

 

■ScaleInit(minScale:Number, maxScale:Number)
パーティクルの拡大率を設定します。
拡大率はminScaleとmaxScaleの間で設定されます。
minScale = 最小の拡大率。
maxScale = 最大の拡大率。

ScaleInit

 

■SharedImage(image:DisplayObject)
BitmapEmitterのパーティクルにイメージを転写する。
DesplayObjectEmitterには使用不可。
image = 転写するイメージ。

var emitter:BitmapEmitter = new BitmapEmitter();
var dot:Dot = new Dot(0.5);
emitter.addInitializer( new SharedImage( dot ) );

SharedImage

 

■SharedImages(images:Array, ratios:Array = null)
BitmapEmitterのパーティクルに複数イメージを転写します。
SharedImagesの引数は各値配列で設定します。
ratios = パーティクルの比率。

var emitter:BitmapEmitter = new BitmapEmitter();
var dot:Dot = new Dot(0.5);
var star:Star = new Star(5);
emitter.addInitializer( new SharedImage( [ dot, star ], [ 1, 1 ] ) );

SharedImages

 

■Velocity(zone)
パーティクルに速度を加えます。
ゾーンについては、
FLiNTのZones
を参照
zone = ゾーン

Velocity

 

※僕自身の理解不足ですが、imageClassとimageClassesとSharedImageとSharedImagesがどうもイマイチ、ピンとこないです。
Shared〜の方はBitmapにパーティクルを描くのに、オブジェクトを共有するからリソースの無駄が無いということかな…。
ついでにいうと、imageClasses( [Dot],[[1]] )で、ImageClassと同じ結果になる訳でこちらも処理の早さを突き詰めていくならImageClassだけれど…という気がしています。

“FLiNTのinitializers” に コメントはありません

2 件のトラックバック/ピンバック

  • 扇 « 2BLOG (Pingback, 2009 年 2 月 26 日)
    [...] SharedImage、SharedImagesの解釈に間違いがありました。 BitmapEmitterでも使えました。 [...]
  • FLiNTのactions #1 « 2BLOG (Pingback, 2009 年 2 月 27 日)
    [...] 変化する時間については、initializersパッケージのLifetimeクラスに依存し、 [...]

コメントをどうぞ