FLiNTのactions #2
- 2008 年 3月 29 日
引き続き、FLiNTのactionsパッケージを確認。
■MutualGravity(power:Number, maxDistance:Number, epsilon:Number = 1)
各パーティクルに引力を設定します。
power = 引力。
maxDistance = 引力が計算されるパーティクル間の最大距離。
epsilon = 引力が計算される最小の距離。
■QuadraticDrag(drag:Number)
パーティクルの速度の二乗に比例して減速します。
drag = 減速量。
■RandomDrift(sizeX:Number, sizeY:Number)
パーティクルにランダムな移動を設定します。
sizeX = 1秒あたりに移動するx方向の最大の移動量
sizeY = 1秒あたりに移動するy方向の最大の移動量
■Rotate()
RotateVelocityに基づき、パーティクルを回転させます。
RotateVelocityについてはFLiNTのinitializersを参照。
■RotationalFriction(friction:Number)
パーティクルの回転に摩擦を設定します。
friction = 摩擦の強さ。
■RotationalLinearDrag(drag:Number)
パーティクルの回転を回転速度に比例して減速します。
drag = 減速量。
■RotationalQuadraticDrag(drag:Number)
パーティクルの回転を回転速度の二乗に比例して減速します。
drag = 減速量。
■Scale(startScale:Number = 1, endScale:Number = 1)
パーティクルのスケールをstartScaleからendScaleに変更します。
変化する時間については、initializersパッケージのLifetimeクラスに依存し、変化する時間のイージングについてはactionパッケージのAgeクラスに基づきます。
startScale = 最初のスケール。
endScale = 最後のスケール。
■SpeedLimit(speed:Number, isMinimum:Boolean = false)
パーティクルの移動速度を対象速度以下(以上)に制限します。
speed = 対象速度。
isMinimum = falseの時、対象速度以下に制限します。
trueの時、対象速度以上に制限します。
■TargetRotateVelocity(velocity:Number, scaleFactor:Number = 0.1)
目標の回転速度に向かってパーティクルの回転速度を変更します。
velocity = 目標の回転速度(ラジアンで指定する)。
scaleFactor = 目標に向かう速さ。
■TargetVelocity(velocityX:Number, velocityY:Number, scaleFactor:Number = 0.1)
対象速度に向かってパーティクルの速度を変更します。
velocityX = 目標にする1秒あたりのx方向の速度。
velocityY = 目標にする1秒あたりのy方向の速度。
scaleFactor = 目標に向かう速さ。
■TurnAwayFromMouse(power:Number)
パーティクルはマウスの位置から離れるように向きを変えて移動します。
power = 向きを変える強さ。
■TurnTowardsMouse(power:Number)
パーティクルはマウスの位置に近づくように向きを変えて移動します。
power = 向きを変える強さ。
■TurnTowardsPoint(x:Number, y:Number, power:Number)
パーティクルは目標位置に近づくように向きをかえて移動します。
x = 目標のx座標。
y = 目標のy座標。
power = 向きを変える強さ。