トーンジャンプ

  • 2010 年 1月 22 日
  • kosuke

待ち受けFlashを作って気づいたことだが、Device Centralで確認した際、淡いグラデーションの部分にトーンジャンプが見られた。
電話機種のプロファイルで色深度24ビットとなっている機種(つまりフルカラー対応のはず)をいくつか試してみたけど、どれも同じように発生しています。同じファイルを通常のFlash Playerでプレビューするとトーンジャンプは発生していないので、Device Cnntral固有の問題なのかもしれないし、実機でもトーンジャンプするのかもしれない。(トーンジャンプまで再現してるならDevice Centralあっぱれな訳だが。)

このままにしておけないし、そもそもしっかりグラデーションを表示出来る電話機ばかりとは到底思えないっていうのもある。
そこで最終的に使った懐かしの方法を紹介します。最近の環境ではあまり気にしないけれども、GIFファイルを作る際、色数を絞ってディザをノイズで加え擬似的に段調を持たせたことはないでしょうか。あの考えを踏襲してトーンジャンプを軽減させます。

Photoshopでグラデーションの上に新規レイヤーをつくり塗りつぶす。
[フィルター]から[ノイズ]→[ノイズを加える]を実行。
今回は新規レイヤーを白で塗りつぶして、カラーノイズ10%、均等に分布にしました。

このレイヤーを不透明度75%、焼き込み(リニア)でグラデーションと合成する。

若干乱暴な感じですが、今回はこれで大分良くなった。

何にしても、元画像ファイルのグラデーションがPhotoshopやFlashでの作業中トーンジャンプして見えないところがややこしい。
合成方法は千差万別。レイヤーでなくカラーチャンネルにノイズを合成するのもあるだろうし。ケースによって試すべし。

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