FLiNTのactions #3

  • 2008 年 6月 14 日
  • kosuke

FLiNT Version 1.03の続きです。

actionsパッケージに新しいアクションが追加されているので試してみました。

以下の新しいアクションが追加されています。
これ迄のアクションと合計すると、ずいぶん数があるなぁと思う。

■AntiGravity(power:Number, x:Number, y:Number, epsilon:Number = 1)
指定の座標からパーティクルを押しのけます。
power:Number = 押しのける力。
x:Number = 押しのける力の中心となるx座標。
y:Number = 押しのける力の中心となるy座標。
epsilon:Number = 押しのける力が影響する最小の範囲。

AntiGravity

 

■ApproachNeighbours(maxDistance:Number, acceleration:Number)
各パーティクルは他のパーティクルを引きつけます。
maxDistance:Number = 引きつける最大距離。
acceleration:Number = 引きつける早さ。

ApproachNeighbours

 

■KeyDownAction(action:Action, keyCode:uint, stage:Stage)
キーを押した時、アクションを行います。
action:Action = キーを押した時に行うアクション。
keyCode:uint =押していることを判定するキーコード。
stage:Stage =stageへの参照を渡します。

KeyDownAction
「2」を押している間、パーティクルを回転させています。

 

■MouseAntiGravity(power:Number, epsilon:Number = 1)
マウスの座標からパーティクルを押しのけます。
power:Number = 押しのける力。
epsilon:Number = 押しのける力が影響する最小の範囲。

MouseAntiGravity

 

■MatchRotateVelocity(maxDistance:Number, acceleration:Number)
近くのパーティクルに対し、回転速度を一致させるように回転速度を変更します。
maxDistance:Number =回転速度を一致させるパーティクル同士の最大距離。
acceleration:Number = 回転速度を一致させる際の加速度。

MatchRotateVelocity

 

■MatchVelocity(maxDistance:Number, acceleration:Number)
近くのパーティクルに対し、移動速度を一致させるように移動速度を変更します。

maxDistance:Number =移動速度を一致させるパーティクル同士の最大距離。
acceleration:Number = 移動速度を一致させる際の加速度。

MatchVelocity

 

■MinimumDistance(minimum:Number, acceleration:Number)
近くのパーティクルに対し、最小距離を維持するように移動速度を変更します。
minimum:Number = 維持しようとする最小距離。
acceleration:Number = 最小距離を維持しようとする際の加速度。

MinimumDistance

 

■RotateToDirection()
パーティクルの移動する方向にパーティクルを傾けます。

RotateToDirection

 

■TargetColor(targetColor:uint, rate:Number = 0.1)
パーティクルの色を変更します。
targetColor:uint = 変更する色。0xAARRGGBBで設定します。
rate:Number = 変更の早さ。大きい程、早く変更します。

・ColorChangeがLifeTimeの変更時間で変更する対し、TargetColorはrateで変更時間を設定。

TargetColor

 

■TargetScale(targetScale:Number, rate:Number = 0.1)
パーティクルのスケールを変更します。
targetScale:Number = 変更するスケール。
rate:Number = 変更の早さ。大きい程、早く変更します。

・ScaleがLifeTimeの変更時間で変更する対し、TargetScaleはrateで変更時間を設定。

TargetScale

 

■TweenPosition(startX:Number, startY:Number, endX:Number, endY:Number)
LifeTimeの時間でパーティクルの座標を、開始位置から終了位置まで移動させます。
startX:Number = 開始x座標。
startY:Number = 開始y座標。
endX:Number = 終了x座標。
endY:Number = 終了y座標。

TweenPosition

 

■ZonedAction(action:Action, zone:Zone, invertZone:Boolean = false)
パーティクルが指定ゾーンにある時だけアクションを実行します。
action:Action = 実行するアクション
zone:Zone = ゾーン。
invertZone:Boolean = falseならゾーンの中にある時アクションを実行します。trueならゾーンの外にある時アクションを実行します。

ZonedAction

actionにTargetColor、zoneに画面右半分を指定しています。

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